株式会社ハレイワ不動産は沖縄県沖縄市照屋で不動産を取り扱っております。沖縄で不動産売買をご要望の方は、是非弊社までご連絡ください。アベニールマンション宜野湾分譲中

　私が沖縄の地に降り立ち早十数年が経ちます。以来、一貫して不動産業に従事してきましたが、 その間、不動産（特にマイホーム）の立ち位置は大きく変わったような気がします。
価値観・生活様式が多様化し、かつて持家に関して盛んに言われた「甲斐性」だの「一国一城」といった麗句が消滅したいっぽう、 「資産形成」・「家賃並みの支払い」など客観的な売り文句が幅を利かせるようになりました。
もちろん、不動産は文字通りのリアルエステートであり、市場最低金利を更新するいま、 前述の口上に間違いはないのですが、粋を尊ぶ環境で育った私にとって、こういった填補的な理由付けはどうも野暮ったくていけません。
マイホームは決して「買わなきゃいけないもの」でも「買えば得するもの」でもなく、生活をより豊かにするために「買いたいもの」とお客様には捉えて頂きたいからです。

　シェイクスピアはしばしば世界を舞台に例えました。16世紀の文豪の云う舞台とは、"誰もが一役演じなくてはならない"（※１）延々と続くこの世のことのようですが、 現代を生きる我々凡人にとってのそれは、せいぜい自身の一生涯のことでしょう。すると、個々の一生という一幕における主人公は間違いなく皆様自身であり、そこでは「一生で一度の買い物」とされるマイホームも所詮脇役に過ぎません。
　脇役の仕事は主役を引き立てることです。 換言すれば、その不動産を介してどんな幸せが主役である皆様にもたらされるかが重要であると私は考えます。 名作には必ず名脇役が登場しますが、皆様の幕を彩る名脇役をキャスティングできたのなら、ハレイワ不動産はその意を得たところでございます。

※1 As You Like It (お気に召すまま)より

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